
サージタンクは、水力発電所の水路内で生じる急激な水圧の変動を調整するために設けられる重要な設備です。
その内部や、サージタンクと水路をつなぐライザー管は、深さのある円筒状の構造となっていることが多く、内壁全面を近接して確認するには、高所・狭所に対応した調査方法が必要になります。
株式会社きぃすとんでは、ロープアクセス技術を活用したサージタンクおよびライザー管内壁の漏水調査・補修を承っています。
ロープアクセスによるサージタンク内壁調査


サージタンク内部では、上部に確保した支点からロープで下降し、技術者が内壁へ近接して調査を行います。
壁面の状態や構造に応じてロープを掛け替えながら、上下方向だけでなく左右方向にも移動し、広い範囲を確認します。
調査時には、必要に応じてアンカーボルトによる支点の設置、天井部や水平部での移動、ロープが構造物の角に接触する箇所への保護対策などを行い、現場条件に合わせた作業方法を計画します。
内壁の変状を近接して確認

サージタンクの内壁では、
亀裂、コールドジョイント、打音不良、剥離・浮き、剥落、ジャンカ、穴、補修跡、鉄筋露出、遊離石灰、湧水、漏水などを確認します。
離れた場所からの確認だけでは判断しにくい変状についても、技術者が壁面へ近づき、位置や状態を確認します。


調査結果を展開図に記録

調査で確認したひび割れ、漏水、剥離、補修跡などは、写真撮影を行うとともに、内壁の展開図へ記録します。
円筒状の内壁を展開図として整理することで、変状が確認された高さ、範囲、位置関係を把握しやすくなります。
調査結果は、その後の補修範囲や補修方法を検討するための資料として活用できます。

調査から補修まで対応します

株式会社きぃすとんでは、サージタンク内壁の調査だけでなく、確認された変状に対する補修についてもご相談いただけます。
ロープアクセスを利用することで、仮設足場の設置が難しい箇所でも、対象箇所へ技術者が直接接近し、調査や補修を行うことが可能です。
サージタンクの形状、深さ、開口部、内部設備、運用条件などによって、必要な設備や作業方法は異なります。現地の図面や写真、これまでの点検記録などを確認したうえで、対象施設に適した方法をご提案します。

サージタンク内壁の調査はもちろん、サージタンク内の漏水やひび割れ、剥離などでお困りの場合は、株式会社きぃすとんまでお問い合わせください。