のり面・道路土工構造物

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のり面の補強点検を行うロープアクセス作業員。急斜面での調査・補修作業を実施。

のり面点検・道路土工構造物点検

のり面ロープアクセス調査とは、調査専門技術者自身が、ロープアクセス技術を 駆使して、吹付けモルタル等の法面対策工を施された法面上を安全・迅速・ 自在に移動することによって、発生している変状や崩壊兆候などの異状を的確 に調査するものです。

株式会社きぃすとんは、豊富な実績とノウハウを活かし、のり面を専門とした高精度な調査・点検を行っています。

地質や岩盤に精通したベテラン技術者が現場を指導し、ロープ技術を駆使してのり面全体を詳細に調査。全面打音調査や近接目視・接触観察により、かすかな変状・亀裂も見逃しません。

さらに、コア抜き調査や熱赤外線撮影を自社で実施し、風化や緩み岩盤の進行を正確に把握。成果品は一目で理解できるよう工夫されています。

ロープアクセス技術が選ばれるケース

1. 高所・急斜面での作業が必要な場合

2. 足場設置が非効率な場合(コスト・時間の問題)

3. 狭小地やアクセスが制限される場所

4. 周囲への影響を最小限にしたい場合

5. 詳細な近接目視点検が必要な場合

6. 環境や自然景観を保護したい場合

株式会社きぃすとんは、のり面点検において豊富な実績を持つプロフェッショナルです。有資格者が、急傾斜地や高所でもロープアクセス技術を駆使して安全・効率的に調査を行います。

足場や重機が不要なため、交通規制が不要なケースが多く、コスト削減や工期短縮に貢献しています。時間制約が厳しい現場や通行量の多いエリアでも対応可能です。

のり面点検・調査

主な点検内容

打音調査

異常範囲を特定し、原因を解明します。

コア抜き調査

土壌・岩盤から円柱状の試料(コアサンプル)を切り出し、強度や品質、構造の状態を調べます。

熱赤外線撮影

のり面全体の温度分布を把握し、背面空洞の状態を解析します。

地質・岩盤に対する専門的な知識

きぃすとんの技術者は、のり面の起伏や岩種・風化状態、地質構造を正確に見極めます。
• 小崩壊跡や緩み岩盤跡から地山岩盤の特性を推測
• 崩壊兆候(くさび崩壊、流れ盤崩壊)の早期発見

のり面点検・調査の成果品と予算対応

調査結果を基に、損傷図や調書を『ひと目で理解できる』形に工夫して作成します。
報告書は現場ご担当者様がすぐに活用できる、見栄え・完成度の高いものをご提供いたします。
また、当社はお客様のご予算に柔軟に対応し、最適なプランをご提案します。
• 予算が厳しい場合でも対応:限られた予算内で最大限の成果を提供します。
• 概算見積りの例
• 概算費用:高さ(m)+幅(m)×0.5万円
• 複数ののり面を点検する場合は、30m四方を1区画(10万円~)として算定
未確定の予算にも対応可能です。具体的な費用については、お気軽にご相談ください。

特定道路土工構造物点検

特定道路土工構造物点検は、道路の安全性・信頼性を維持するための重要な業務です。対象となる構造物の例として、擁壁(ようへき)・盛土・切土・排水構造などがあります。効率的な点検手法やノウハウを駆使することで、事故リスクの低減と維持管理コストの最適化を両立させることが可能です。
特に、ロープアクセスやドローンを活用することで、迅速・確実な点検が行え、工期や予算の制約にも柔軟に対応できます。

主な点検内容

近接目視・接触観察

技術者が直接確認し、異常箇所を見逃しません。
亀裂や変状は、開口幅や長さ、段差・方向を見極めて成因を把握します。

全面打音調査

ロープアクセス技術を使いながら、異常箇所を広範囲にわたって特定。必要に応じて上下左右に移動し、異常範囲を的確に評価します。

ドローン空撮調査

空撮データを活用し、点検内容をより精緻に整理します。

特定道路土工構造物点検における強み

• 柔軟な対応力:工期が短い、箇所数が多い、予算が厳しいといった制約条件にも対応可能です。

• 高度な技術による安全な点検:ロープアクセス技術により、広範囲にわたり、効率的に調査を進めます。

• 最新技術の活用:ドローンを活用し、視点の異なる画像解析を行うことで、調査の精度を向上。

成果品と予算対応

成果品には、見やすさ・わかりやすさ・完成度を重視し、調査データを的確に整理した報告書を提供しています。写真や損傷図を駆使し、現場担当者がすぐに活用できる資料を作成します。
また、当社はお客様のご予算に柔軟に対応し、最適なプランをご提案します。

概算見積りの例
• 50m四方枠を1区画とし、基本料金10万円から算出
• 移動費用や追加作業の経費も含め、案件ごとに詳細を算定
未確定の予算にも対応可能です。具体的な費用については、お気軽にご相談ください。

調査結果の整理・解析・報告書作成

成果品の一例です。

そのまま使っていただける

品質にこだわった成果品

【報告書内容】
・総括コメント
・調査結果展開図(正面図、平面図、写真正面図ほか)
・調査結果断面図
・写真、写真コメント

  • 点検は各種点検要領に則ります。
  • 各要領に合わせた損傷評価、対策区分判定。
  • 点検結果整理は、ご要望に応じて幅広く対応いたします。

成果品の例

ダウンロードしてご覧いただけます。

成果品例(法面_2023ver)

岩壁・斜面調査成果品例

道路土工・特定道路土工成果品例

成果品例(道路土工・特定道路土工_2023ver)

技術・作業手順・計画書

作業手順を詳しく記載した技術資料です。
ダウンロードしてご覧ください。

ハンドブック その1

ハンドブック その4

業務計画書 のり面調査

業務計画書 特定道路土工構造物点検

作業手順

広報 DM

作業の様子

よくある質問

Q. 通行規制は必要ですか?
A. 現場状況により変わりますが、原則不要です。

Q. 保険や安全管理はどうなっていますか?
A. 労災保険完備、創業以来33年間無事故の実績があります。

Q. 雨天時の作業は可能ですか?
A. ロープで安全を確保しているため、少々の雨風では作業可能です。

Q. 納期はどの程度ですか?
A. ご要望に合わせて柔軟に対応いたします。

Qアンカーとかロックボルトは?
A.一個ずつ、打音したり、手で触れて、損傷や緩み等、異常がないかを確認します。

Q.ポケット式ロックネットがあってもロープアクセスできるのでしょうか?
A.やや高度な技術となりますが、大丈夫です。打音調査や必要に応じたコア抜き調査もできます。

Q.モルタルの割れ目から草木が繁茂している場合でもロープアクセスできるのでしょうか?
A.これもやや高度な技術となりますが、当社のスタッフでしたら、全く問題なく、大丈夫です。

お客様へのお約束

ご予算を中心に最適なプランを提案

当社では、高い技術力とやる気あふれるスタッフによって、コストパフォーマンスの高い橋梁点検サービスを提供しています。

お客様のご予算を第一に考え、限られた予算内でも最善の工夫を施し、常にご満足いただける成果をお届けしています。

「予算が厳しいから」といってお断りすることはありません。むしろ、厳しい条件下こそ工夫と技術の発揮しどころと考えています。

詳細な費用については、お気軽にお問い合わせください。

点検結果整理は、ご要望に応じて幅広く対応いたします