「高所・難所の作業は、ハイテク機器に任せる時代」と言われがちですが、現場の最前線では違った声が聞こえています。
本当に頼れるのは、柔軟で即応性の高いロープアクセス技術ではないか?
そう考える動きが、今あらためて注目を集めています。
実は“過小評価”されてきたロープアクセス
橋梁・法面・岩壁・設備構造物――
これまで足場や重機で対応してきた現場において、ロープアクセス技術は、長らく「補助的な手段」として扱われてきました。
しかし現在、その常識が覆りつつあります。
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高所作業車や足場が設置できない場所でも対応可能
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作業コストや工期の大幅な削減が可能
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国交省点検要領に準拠した近接目視・接触調査にも対応
つまり、“できること”の幅が極めて広いのです。
インフラ老朽化とともに広がる未開拓市場
全国には、点検・調査・補修の必要があるインフラ構造物が膨大に存在します。
しかも、山間部や狭隘地に立地する橋梁や法面の多くは、従来手法では対応が難しく、後回しになっているケースも。
これは裏を返せば、ロープアクセスによって開拓できる市場が広大に広がっているということでもあります。
今こそ、再評価のとき
ロープアクセスは、「簡易」「補助」ではなく、本格的な解決手段です。
高所・難所・飛行禁止区域・夜間作業――他の手法では対応困難な現場ほど、真価を発揮します。
そして、施工・点検・補修まで一貫して対応可能なチームが揃えば、現場の課題は驚くほどスムーズに解決できるのです。
ロープアクセス技術の可能性
きぃすとん/ロープアクセス技術協会(SORAT)では、この技術を通じて社会に貢献し、新たな価値を創出し続けています。
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