ロープアクセスにおいてロープは1本?2本?──どっちが正解?

ロープアクセスの現場で、「ロープは1本でいいのか?2本が正解なのか?」という問いに対して、
「どちらも正解」と答えるのが正しいのです。

SORATは2点確保の大原則

私たち株式会社きぃすとんが採用する【3次元ロープアクセス技術・SORAT】では、「2点確保の原則」を徹底し、1本のロープでも完璧な安全確保を実現しています。
その結果、SORAT技術が開発されてから現在に至るまで、35年間無事故という実績を誇っています。

つまり、“1本だから危険”なのではなく、“1本でも安全にできる技術と運用”こそが重要だと考えています。

IRATAなどでは“2本”でリスクに備える

一方で、世界的に広く普及しているIRATAなどの「1.5次元」ロープアクセス技術では、1本のロープだけでは万全とは言えないため、補助の意味で2本のロープを使用する運用が一般的です。
これは“万が一”を想定したリスク回避の方法であり、安全性を高めるための手段の一つです。

SORATが大切にしていること

SORATでは、技術だけでなく、現場で働く人の意識の高さも重要視しています。

  • ロープを土足で踏まない。 それが「してはいけない事」と感じられる感性。

  • わずかでも傷んだロープには命を預けない。 ライフラインが2本あっても、傷んでいれば使わない。

  • 器材は“借り物”ではなく、個々が責任を持って管理するもの。 現場ごとに貸し出される器材に、命を預けることはありません。

こうした意識こそが、SORATの安全性を支える根底にあります。

安全性と効率の両立を追求するロープアクセス調査なら、きぃすとんへ

ロープアクセスにおける「安全」とは、ロープの本数だけでは語れません。
確かな技術と、日々の意識の積み重ねがあってこそ、無事故の記録は守られてきました。

私たち株式会社きぃすとんは、全国対応で橋梁・法面・トンネルなどの点検調査において、SORAT技術による安全かつ高効率なロープアクセスを提供しています。