㈱きぃすとんは、【きぃすとんグループ】の中核企業であり、㈱きぃすとんホールディングスの100%子会社でもあります。[ きぃすとんHD ]・[ きぃすとんGP ]

きぃすとんは、ロープ高所作業のリーディングカンパニーです。

『インフラ高所点検』
― ロープ技術の達人たち―
株式会社きぃすとん

目次 『インフラ高所点検』 ロープ技術の達人たち

はじめに

第一章 インフラ点検の基本 ― 近接目視という原点

  笹子トンネル事故の教訓
  「遠望目視」から「近接目視」へ

・・・

第二章 【近接目視】での課題は、高所・難所

第三章  3次元ロープアクセス技術【SORAT】
第四章  【SORAT】技術の開発と運用

第五章 安全確保と3次元移動の基本理解

第六章 ロープ技術の達人たち

第七章 達人たちのユニークな働き方の仕組み

第八章 ロープアクセスの未来

第九章 現場実例

終章

インフラ点検の本質 ― 近接目視という原点

笹子トンネル事故の教訓

2012年12月2日。山梨県、中央自動車道・笹子トンネルで、天井板が落下する事故が発生しました。

9名が犠牲となったこの事故は、日本のインフラ管理の在り方に大きな衝撃を与えました。

事故原因の一つとして指摘されたのが、近接目視の不徹底です。

遠くから眺める点検では、異常の兆候を見逃してしまう。
本当に必要だったのは、対象物に「近づいて見る」ことでした。

この事故を境に、インフラ点検の考え方は大きく転換します。