🔳1.5次元移動の既存技術
🔳『調査・点検・検査』ニーズの高まり
🔳従来技術は『2本確保』
🔳『2本確保』から『2点確保』への発想転換
① 上下だけでなく、上下左右前後へと3次元的に自由自在に迅速・確実に移動できる。
② これにより、技術者が『調査・点検・検査』のために、『高所・難所』にアクセスして『近接目視・接触観察』することが簡単・容易となる。
③ リビレイ、ディビエーション、ローププロテクター等も併用し、安全確保が万全となる。
① 技術が高度・複雑で難度が高く、【PRO】レベルの修得には十分な基礎習熟訓練に加え、【PRO】チームの一員としての一定期間の実務経験が必須。
② 安易に修得できる技術ではなく、とくに建設作業員には雇用環境や労働環境的に、修得しづらい技術といえる。
🔳『2点確保』が実現させた“3次元移動”
🔳『2点確保』がもたらした“究極”の安全確保
🔳改正安衛則による、“お墨つき”
🔳『2本確保』は『2点確保』の一種
🔳『2点確保』では、“安全確保の3原則”等で万全
『2点確保』では、“2点確保の大原則”に加えて、①ロープチェック、②作動確認③仮荷重テスト・・・の、“安全確保の3原則”・・・の厳守で、安全確保を万全としています。
🔳修得の難易度
🔳Q&A
Q:ライフラインをなぜ、使わないのですか?
A:単純な上下移動ならライフラインは有効なのですが、前後とか左右とか複雑な移動となると、ライフラインでは安全確保ができにくくなるからです。
Q:その代わりの、『2点確保』なのですね?
A:はい、『2点確保』だと、複雑な移動も自由自在だし、安全確保もライフラインと少なくとも同等、むしろはるかに安全です。
Q:つまり『調査・点検・検査』業務だと、複雑な移動が必要になるので、ライフラインではなくて『2点確保』なのですね。
A:そうです。 改正安衛則では、その辺のところを理解したうえで、『調査・点検・検査』業務に限って、『2点確保』ならライフラインを使わなくてもよいと、規定していると理解できます。
Q:なぜ『調査・点検・検査』業務に限って・・・なのでしょう? 施工業務でもOKなのでは?
A:確かにそうです。 とはいえ、施工業務では、ライフラインが有効な“上下移動”が主体ですし、『2点確保』は技術の難易度が高いので、使いづらいのも事実です。
Q:【SORAT】技術の場合、施工現場ではライフラインを使うのですか?
A:もちろんです。 『2点確保』したうえで、ライフラインを使います。 最近は、施工現場、とくにメンテ、維持管理、補修工事等で、【SORAT】が活躍を始めています。
Q:【SORAT】技術だと、高所作業車などの重機や、仮設足場等が必要なくなりますね。 通行規制もいらないですね?
A:コスパが圧倒的です。 施工業界の皆さんが【SORAT】に気づき始めました。 市場規模が『調査・点検・検査』に比べて桁違いなので、楽しみです。
🔳きぃすとん/SORATの技術普及方針
🔳資格制度
🔳限定資格制度
🔳資格認定
🔳技術講習
🔳見よう見まねの類似技術にご注意を。
🔳Q&A
Q:資格を取りたいのですが? 限定資格が設定されているのは、どういう意図ですか?
A:“フル”資格は、取得条件が厳しいので、特定の作業に限ったうえで、条件を緩和した資格を設定しています。
A:【SORAT】斜面限定資格は、“足がつく”斜面限定なので、比較的に取得しやすいです。
A:【SORAT】上下作業限定資格も、実務での一定の制約条件を厳しく課したうえで、比較的に取得しやすいです。 【IRATA】、【SPRAT】、
【親綱・ロリップ】技術等といわば同等です。
Q:見よう見まねの類似技術とは?
A:複数の業者が、
【SORAT】技術の情報をもとに、見よう見まねで自己流の技術をつくりあげているようです。 重大事故を繰り返している業者もいます。
Q:見分け方は?
潜在意識に強く植えつけたことは、実現しやすくなる。 これは、深層心理学の基本原理だそうです。 KYをやればやるほど、事故が起こりやすくなる。 起こりうる事故を、みんなで毎朝、具体的にイメージする。 まずいですよね。
昔、ゼネコンの東京支店が労災重大事故のスパイラルに陥った。 事故るたびにKYを強化・徹底するものの、すればするほど(?)事故が相次いだ。 まずいですよね。
パンゲア超大陸をくるっと丸めると、小さな地球になる。 エライこっちゃ!!
https://www.youtube.com/watch?v=oJfBSc6e7QQ
ウェゲナーさんなら、うすうす気づいていたかも。
昔、ダーウィンの進化論。 いまだに、進化論はダーウィン。 おもしろいですよね。
ところで、DNAの最新研究。 おもしろいですよね。 ダーウィン、木っ端みじんかも。 ちなみに不肖鯰太郎は、DNA分析の結果、ハプログループM7、最古の縄文人と判明。 スンダランド時代が、なつかしい。 DNAに興味津々。
談合は、日本独特の素晴らしい文化でした。 いい仕事をしたら、きちんと評価されて、さらに、いい仕事へと発展していく。 談合、なつかしいですよね。 実は談合のほとんどは官製談合でした。 私利私欲に利用されていました。 もったいないですよね。
とは、昔、ある先輩の自虐ネタ。 『コンサルは芸者。芸でお客様を喜ばす。』、『ほな、
ゼネコンは? 体で勝負するから女郎かな。』。 時代錯誤やなぁ。
50歳から75歳が林住期。 やっと世の中のことが分かってきて、世の中で活躍できる年齢とか。 25歳から50歳は・・・“鼻垂れ”ですね。 鼻たれなんだから、失敗を恐れず、暴れまくりましょうよ。 責任は、われわれ、林住期にとらせてください。
・・・・・・もちろんプレート境界の地震は別ですけど。
『地殻の岩盤が破壊した結果、近傍に断層がある場合、それが動くことがある』というのが、真実のようで、さすがに地震研究者の皆さんも気がついてきたようです。 ニワトリが先か卵が先か・・・の議論ですよね。
とはいえ、いまさら、認めるわけにはいかないのが、彼らの世界。 原発もその理屈で建っているし。
と、尋ねられて理系大学教授のほぼ全員が、怒る、もしくは気分を害する。 おもしろ
いですよね。 現代科学で説明がつかないことは、“非科学的”と決めつける。 おもし
ろいですよね。 そろそろ、UFOの真実が明かされそうな気配ですよね。
人生の師は、経営コンサルタントの船井幸雄さんです。 船井さんとの出会いがなけれ
ば今の自分はありえないです。
「きぃすとんは、船井流です」と公言しています。 きぃすとんの『完全自由勤務制度』
も船井流・・・のつもりです。 船井さんが生きていれば「そんなん、船井流ちゃう!!
けど、おもろいなぁ」と笑うでしょう。
㈱きぃすとん/(一社)ロープアクセス技術協会代表の私、鯰太郎こと中谷登代治によるロープアクセス技術解説。 どうかよろしゅうに。
プロフィール@なまず・たろう
★昭和31年12月生まれの66歳。 奈良県出身・在住。 O型、M7。
★大阪市立大学(現在は大阪公立大学)理学部地球学科卒(昭和55年)・博士課程中退。 専攻は日本列島の構造発達史。 堆積岩が得意。
★準大手ゼネコンの飛島建設入社・技術研究所配属。 トンネル・ダム・明かり現場での社内コンサルティング業務に従事。 全国の難工事現場でのトラブル対応に奔走。 施工現場に精通する地質屋。
★退社後、阪神コンサルタンツ・技術開発部勤務を経て脱サラ独立(平成3年)して㈱きぃすとんを設立。 京都を本拠地として、ロープアクセス技術を駆使した調査・点検・検査業務を、全国展開。
◆自称『脳みそは、文系女子』。 計算が苦手で、三角関数もムリ。 細かいことが気になって仕方がないが、気にしてないふりをして、太っ腹を装っている健康おデブ。 趣味は仕事。 自然農業にこだわり、運営するゲストハウスで、食べ放題・飲み放題を愉(たの)しむ。
◆夢は、ロープアクセス技術【SORAT】の世界普及。 世のため人のために。 まだまだ頑張らせてください。
◆鯰太郎(なかたにとよはる)
◆ゲストハウスおとたま
◆㈱きぃすとん
平成28年(2016年)施行。 ロープ高所作業においてのライフライン着用を義務化。 同時に、ライフライン着用の例外として、【SORAT】技術での『2点確保』をあげ、『調査・点検・検査』業務に限ったうえで、ライフラインを着用しなくてもよし(経過措置)としました。
改正安衛則で義務化された、メインロープと併用するもう 1本のロープのこと。 海外技術では、サブロープ、セカンドライン等と呼称している。
『ライフライン』とも表記。 ライフラインを使ったロープアクセス技術。
常に最低2点の支点で安全確保すること。
『2点確保』とも表記。
2点確保を使ったロープアクセス技術。
【IRATA】とも表記。 欧州主体のロープアクセス技術管理組織IRATAの技術。
【SPRAT】とも表記。 米国主体のロープアクセス技術管理組織SPRATの技術。
【親綱・ロリップ】とも表記。 日本ののり面工事等で活用されているロープ技術。
◇ロープアクセス
ロープを使って、高所・難所にアクセスすること。
◇ロープアクセス技術
ロープアクセスをするための技術。
◇支点
ロープユーザーの荷重を支えるために設置する堅固な固定点
◇『2点確保の大原則』
【SORAT】において、常に2点以上の支点で、安全確保するという大原則。
◇『安全確保の3原則』
【SORAT】における、ロープチェック、作動チェック、仮荷重テストを徹底するとの安全原則。
◇ロープチェック
『安全確保の3原則』のひとつ。
ロープが傷んでいないか、常にチェックする。
◇作動チェック
『安全確保の3原則』のひとつ。
機材が正常に作動することを、支点設置ごとにチェック。
◇仮荷重テスト
『安全確保の3原則』のひとつ。
支点が十分な強度を有することを、支点設置ごとにチェック。
◇レスキュー訓練
オンロープレスキュー訓練。大型施設で年一回、本格実施。
◇セミスタティックロープ
ロープアクセス技術で使用する、”伸びないロープ”
◇ザイル
ほぼ、死語。クライミング用の”伸びるロープ”
◇ロープユーザー
ロープアクセス作業者。クライマーとも呼ぶ。
◇リビレイ
新たな支点を設け、それにロープユーザーの荷重をかけ替える技術。
◇ディビエーション
強固な支点が設けられない場合、ロープユーザーの荷重のかかるロープを、一定距離“ずらす”技術。
◇V-rig(ブイ-リグ)
2本のロープを使って、上下左右へと2次元的に自由自在に移動するロープ技術。
◇セルフチロリアン
究極のV-rig。
◇NRT(No rope traverse)
ロープを使わずにトラバースするロープ技術。安全、迅速、確実で高コスパ。
◇登高器(とこうき、とうこうき、アッセンダー)
◇下降器(かこうき、ディッセンダー)
Q:危ない仕事ですね? おかげさまで創業以来31年間、無事故です。
Q:ロープは切れないのですか? 耐荷重2トン程度あるので大丈夫です。
Q:ロープアクセス器材は日本製? ほぼすべてが外国製で、フランス製が多いです。
Q:体力勝負ですね? 器材・技術がいいので、普通程度で大丈夫です。
Q:みなさん、ロッククライマーですか? ロッククライマーは、ほぼゼロです。
Q:高所恐怖症なので無理ですね? むしろ、その方が、注意深くなるので安心です。
Q:女子は、さすがに無理ですね? 女子の皆さんも多く活躍してくれてますよ。
Q:ロッククライミング技術ですか? ルーツは、たて穴探検技術SRTです。
Q:ライバルは? 残念ながら、いないです。
Q:ロープ技術は企業秘密ですよね? いえいえ、世界普及を目指して、大公開中です。
Q:身に着ける器材は重そうですね? 荷重がロープにかかるので、それほど感じないです。
Q:登り返すのは大変ですね? 足の力で上がるので、意外と楽です。
Q:器材は自前? はい、全部で10万円程度。 安全管理を徹底させています。
Q:服やメットの色は各人、別々ですね? 遠くからでも、一瞬で識別できるようにしています。